CASE STUDY





いま、大量生産大量消費の時代は過去のものとなり、多くの企業がモノからコトへの変革を迫られています。その中でもほかよりも先んじて自然体でモノからコトへの変革に取り組んでいる企業の成功事例をピックアップしました。本記事はシリーズものとして継続的に展開していきたいと思います。
今回は
・ 新潟の家具屋SHS
・ 四国サイコーダイガク
・ 無印良品 くらしの良品研究所
・ オイシックス みんなのキッチン
・ 日本食研 モノコト事例
の5件をご紹介します。
では、ご覧ください。
1.新潟の家具屋さんSHS(Sweet Home Store)
30年続く家具屋さん。家具販売(モノ)ではなく、空間づくりの演出(コト)を全面に出されています。
「例えば、三世代使い続けているダイニングテーブル。家族が唯一揃う、日曜日の朝食の時間。待ちに待ったお孫さんの誕生。それは、必ずしも『モノ』ではなく、『時間』だったり、『誰か』だったり。他人の基準では判断できない、『家族だけの大切にしているもの』。誰かの価値感ではなく、家族だけの価値観。この価値観は、これからの私たちが提供すべきものとは何か。S.H.Sとは、どういう存在であるべきか。その答えを探す、大きなヒントとなっています。」
2.四国サイコーダイガク
四国で地域活性の為、地域の資源をつかって、ブランディングからのコトづくりをお手伝い
「四国サイコーダイガクは、農林水産物や観光資源など数多くの素晴らしい地域資源が存在する四国の魅力を広く伝えていくため、四国をもう一度考え(再考)、四国をもう一度元気にし(再興)、四国を最も素晴らしい場所にする(最高)という想いを込めて、中小企業基盤整備機構四国本部(中小機構四国)が平成21年5月に創設したものです。」
http://www.smrj.go.jp/shikoku/branch/great/049512.html
3.無印良品 くらしの良品研究所
ご存じ「MUJI」。背景からのモノ作りです。
私たちはよりいっそうの良いものづくりをめざして、社内に研究の場を設けました。みなさんとコラボレーションしながら、良品である理由を常に点検し、新しい素材開発やライフスタイルなどにも目を向けていきます。―― くりかえし原点、くりかえし未来。
4.オイシックス みんなのキッチン
とれる産地からしっかり背景を説明したり、震災後の放射線軽量も早く取り入れた会社。食の偽装が多い中、消費者の変わりに「食の安全」を担保とした商品のご提供をされています。
「毎日、いつでも、かわるがわる社員が集う。
コーヒーポットにお湯を入れにきたり、
冷蔵庫にお弁当を入れに来たり、
少し読書をしにきたり。
社員同士、自然な会話がうまれる。
美味しいものを一口つまんで、ちょっと休んで、また仕事にもどる。
オイシックスのキッチンはみんなの充電スポット。
みんなのキッチンだ。」
http://www.oisix.com/saiyou/company/kitchen.html。
5.焼肉のたれ 日本食研ホールディングス
「同社が徹底してきた取り組みが、営業担当者が白衣を持参して顧客のところを訪問するというものだ。 スーパーマーケットなどの小売業の企業であれば総菜の製造現場、食品加工会社であれば商品の製造場所などをはじめとした、衛生面に気をつけねばならない飲食系の現場。そういった場所にも入り、日本食研のブレンド調味料を使って料理を作ったり、製造ラインの問題を顧客と共に課題解決のための試行錯誤ができるように、との思いからきているのだという。」
http://www.ntt-west.co.jp/dmail/telegram/pdf/telegram009.pdf