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CASE STUDY

モノからコトへの変革|企業モノコト成功事例5選 Vol.3

 

さて、第3回目となる、企業モノコト成功事例Vol.3。

 

だんだん書き手のほうもかなりあったまってきました(笑

頭でっかちにならず肩の力を抜くこと。そうすれば、世の中にはこんなにもたくさんのモノコトに溢れてるんだなぁと実感します。この記事を書き始める前は「ネタがなくなったらどうしようか。。。」なんて、かなり後ろ向きなことも頭をよぎったものですが、いまではノーガード戦法もいいところ。逆に、ユニークな記事や事例がむこうから私のほうに歩み寄ってくるような感じさえします。今回もユニークな5つの事例・記事をピックアップしてみました。皆さまのモノコト活動の参考になれば幸いです。

 

11.モノもコトもデザインするクリエイティブ集団

http://www.starryworks.co.jp/projects/
「広告では、新しい技術をいち早く使うと話題になるので、先端技術を使うことを求められることがよくありますが、技術的には確かにすごいけれど、それでクライアントやユーザーは幸せになれるのか?って思うことも少なくない。手段と目的が逆転してしまうようなことにならずに、新しいものも古いものもフラットに考えて、より広い選択肢の中からベストな手段を選べるようになりたいと思っています。関西には昔からものづくりをしている企業が多い。そういう会社とインターネット以降のコミュニケーションデザインやソフトウェア技術との相乗効果で、今までにない新しいプロダクトを生み出せるような、地域の会社との関係づくりをしていきたい・・・」

体験・コミュニケーションをデザインし、お客さまに提供する企業。
例えばこちらでデザインされた“モノコト”は

 

●「絵本の世界へようこそ」

絵本を読んでいると、そのページに合わせて照明や音楽が変わり、絵本の扉をノックすると返答が返ってくる・・・
本を読んで膨らませていた空想の世界にとびこんだような不思議体験。

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●「魔法使いの弟子」

人の動きに感知して、光や音の演出とともに雪が舞い上がり、まるで、ディズニー映画の「魔法使いの弟子」のミッキーになったような体験で誰もが笑顔に。

 

 

 

12.居心地のいい文具店

http://www.ito-ya.co.jp/ginza/

 銀座に店を構える伊東屋は創業111年を迎え、文具を販売するだけでなく、新しい価値の提案やライフスタイルの発見を促す文具を取揃え、居心地が良い店舗空間の提供大手文具専門店。

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ニュースでも話題となった新店舗のグランドオープンは地上12階、地下1階建て。全12フロアからなり、各フロアごとに異なるコンセプトを設け、商品の探しやすさ、ライフスタイルに合わせたクリエイティブな時の提案、心地よい環境の提供の実現を目指したという。

 各フロアは、「デスク」「ミーティング」「トラベル」「ホーム」など、各シーンをよりクリエイティブに彩るための道具となる商品を揃えている。また、7階には紙の専門商社とコラボした紙の専門店「竹尾見本帖at ITOYA」が誕生。ペーパーコンシェルジュが多彩な品揃えから色・目的・用途に合わせた選りすぐりの一品を提案。

 

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そのほか、クリエイターが集まるB1イベントホールや、1Fドリンクコーナー、vitra(ヴィトラ)社製の家具で揃えた10Fビジネスラウンジ、野菜を水耕栽培する11Fファーム、ファームで育てた野菜を提供する12Fカフェレストランなど、従来の文具店の枠を超えた新たな取組みがたくさん詰まっている。モノにとどまらず様々な体験を通し、“買い物をする場所”から“過ごせる場所”として「クリエイティブな時」をお客様に提供している。

  • クリエイティブな仕事をサポートすること
  • お客様にとってここが自分の場所と思える心地よい空間を提供すること
  • 銀座にある店舗としてのにぎわいや楽しさなど街の価値を向上させること

を実現する為、様々な取り組みやイベントを開催している。

 

 

 

13.「想像力を競う甲子園」MONOCOTO INNOVATION始動!

http://www.mono-coto-innovation.com/

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「 “創造力は重要だ。知識には限界があるが創造力は世界を覆う。”

20世紀史上最も影響力のある理論学者でもあるアルバート・アインシュタインはこう言った。

その言葉に従うように、日本は、世界は、いま君たちの創造力を求めている。

さて、君たちには創造力がどのくらいあるのだろう?

学校という枠を飛び越えて君たちの創造力を発揮し、競い、証明してみたくはないか

中学生だから、高校生だからなんて言い訳はいらない年齢なんて関係ない

MONO-COTO INNOVATIONは君たち中高生の可能性を解放する場だ。

イノベーションを起こし未来を創る中高生よ、集え」

 

「デザイン思考×教育」を展開する株式会社Curio Schoolと製造業向けにコンサルティング事業を展開する 株式会社O2が共同で中高生向けが本気でものづくり・ことづくりを行う『Mono-Coto innovation』を 2015年10月より開始。

出題テーマは3つ(けっこうリアル!)

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  • 株式会社 リクルートマーケティングパートナーズ

  “中高生が学校の場で欲しくなるモノ・コト”

  http://www.mono-coto-innovation.com/theme1.html

 

  • 株式会社 IBUKI

  “プラスチックで実現する中高生に楽しい時間を作り出すモノ”

  http://www.mono-coto-innovation.com/theme2.html

  • 富士通デザイン株式会社

  “スマートフォンの再定義”

  http://www.mono-coto-innovation.com/theme3.html

 

優勝チームの賞品は。。。

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ベタだけど、行きたい!

 

 

このプログラムは、企業から与えられたテーマを半年かけて挑み、モノづくりを通じて独創的で新しくモノを生み出す楽しさや、枠から外れる難しさや楽しみを経験できるプログラム。中高生の創造性と独創性を育み、新たなイノベーションを起こすことができることが期待されます。

100名以上集まった中高生のエネルギー、どのような〝モノコト“を生みだせるのか・・・?!

 

 

 

14.入れるのは子どもだけ!

 http://www.es-koyama.com/mirai/index.html

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昔の街角には、子供が「ミテミテ!きいて!」と呼びかければ、「ナニナニ?どんなの?」と大人が聞き返す風景がどこにもあった。

子どもはいつでも伝えたい。それを聞いてくれるのがお父さんやお母さん、近所のおじちゃん、そして学校が終わると10円玉を握りしめ我先にと駆け込む駄菓子屋のおばちゃんだった。

「ミテミテ!きいて!」と心から思えるその“種”を見つけるコトが大切なんだ。子どもは伝えるコトをあきらめると、いつしかその“種”を集めることすら忘れてしまう。

種をいろんなところで見つけ、拾い、伝えられる。そんな子どもがひとりでも増えるといい。大人だって「キキタイ!しりたい!」の準備体操が必要だ。全ての仕事やクリエイションは「伝えたい」という思いから生まれる。未来の“伝え人”を育てたい。たくさんの大人がそう思えたとき、「ミテミテ!きいて!」の種は大きな樹になる。小さなくぐり戸の向こうは、新しい発見が眠る“実験室”なのかもしれない。色とりどりのお菓子が所せましと並び、目の前で次々と出来上がっていくお菓子もあれば、できたてほやほやを大人より早く食べられる喜びもある。

一番の人気者には、牛乳をふんだんに混ぜ込んで—おっと、ここからは来てみてからのおたのしみ。

大人は立ち入り禁止!すべての種は、子どもの小さなてのひらに握られている。

未来製作所に入れるのは小学6年生以下の子どもだけ。

 

※試しにアクセスしてみましたが、ホントにワタクシ入れませんでした、、なぜに!?(制御はどうしてんの??)

 

店内にはオーナーシェフ・コヤマススムさんの試作スペースが設置され、店頭に並ぶ前の新作菓子も見られるとのこと。子どもたちが「みんなに伝えたい!」と思う仕掛けがたっぷりと施されている。
外にはタマゴ型の待合室が用意されており、自動販売機で買った「MATTERU」を食べながら待つこともできます。自動ドアの前で帰ってくる子供たちの背後をこっそり見て、どんな風になってるの?と子どもたちの自慢話を聴くこともコミュニケーションのひとつ。これもコヤマさんによる仕掛けです。

 

ホント、これはこれでちょっと新しいアプローチですね。

まさにモノコト!子供向けUX(ユーザーエクスペリエンス)!!

※大人も興味津々です

 

 

 

15.ていねいに暮らしをデザインする。

http://ki-kobo.jp/mypolicy/

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いい家づくりのために特に心がけているのは「ていねいに暮らしをデザインする」こと。
デザインと言っても奇抜な設計や格好良さを指すのではなく、家の基本性能や温熱環境をはじめ、家事動線や造作の使いやすさ、また視線・手ざわりなど五感への配慮、そしてコストなども含めて細部にわたりバランスよく「しつらえる」ことを意味しています。
そこで北村建築工房が考えるいい家とは、住まい手の身の丈に合った必要充分な大きさと余白をもった暮らしができる住まいのこと。それには凛とした空気感のようなものがあり、上質な時間が流れている気がします。
決して造り込み過ぎず押しつけでもない、それでいて設計者や造り手の想いを隅々に感じてふと嬉しくなるような飽きのこないデザイン・・そして暮らし始めてからも住まい手がゆっくりと家を育むことができる余白を残し、家族構成など暮らし方の変化にも柔軟に対応できるシンプルなロングライフデザインを心掛けています。

 

サイトの作り方がうまいとか、写真がいいとかそういうのではなく、確実にコンセプト勝ち、というか

ポリシーありますよね、こちらの工房は。

なんか、家立てるときにこのサイトみたら頼んでみたくなりますよね!?

3枚目の写真の広いウッドデッキにハンモックなんて、めちゃくちゃ欲しいじゃないですか!!

 

そういう衝動を掻き立てるコトづくり。

イイと思います!!

ワタクシ単純なんで、家、建てたくなってきました、、、