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CASE STUDY

企画立案から量産までワンストップのサポート体制で開発の効率が向上|MONOCOTOプロジェクト事例②

ユーザー目線の商品開発を効率よく進めたいという希望をお持ちの大手通販事業N社様。MONOCOTOサービスより専属チームを構成し、各分野のプロフェッショナルが連携して日々サポートしています。

 

【 検索タグ 】

生活雑貨 / キッチン雑貨 / 通販 / バイヤー / コンセプト立案 / 売れる商品開発

 

 

プロジェクトのポイント

①コンセプト立案から量産・納品まで商品開発の全行程をワンストップでサポート。

②サポートチーム全体で認識を共有。最後までブレない開発プロセス。

③開始1ヶ月でユーザーの声を反映したリアル感のある商品コンセプトが10案完成。

 

 

当初、お客様の抱えていた課題

>> 低価格でも手は抜けない、商品企画の段階からサポートしてほしい

 

今回ご紹介するのは数千万人の顧客を抱える大手カタログ通販会社様。キッチン雑貨のバイヤー部門では、年8回発行しているカタログに合わせ、商品開発もかなりの件数をこなしておられました。

同社へ伺ったのは、全社的に価格重視から価値重視へシフトし、商品力をあげていこうと舵を切り始めていた時期。ターゲット層も従来、狙っていたF1層より上の30〜40代の働く女性へと変え、改革を進めていました。家事や子育てに仕事にと忙しい30〜40代の女性たちはキッチン雑貨に対しても、多くのニーズを持っています。自社開発商品にもそういった女性達を満足させられるような、値段以上の価値が求められていました。

「この機能がうれしい」「この商品が買いたい」。そう思わせるには供給上の都合よりユーザーの視点を優先することになります。必然的に商品開発にも時間がかかりますが、カタログが変わる度に新しい商品を出すには、同時並行でいくつもの商品企画を進めていかなくてはなりません。「これから『水切りカゴ』の企画をしなくてはならないのですが、商品企画からサポートいただけるのでしょうか」とご相談いただきました。

業界屈指の会員数を誇る同社は、アンケートなどのマーケティングデータやモニターなどの組織を有しています。これらを活かしつつ、商品コンセプトの企画からサポートしてほしいというご要望をいただき、プロジェクトがスタートしました。

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MONOCOTOからのご提案

>> コンセプト立案からモノづくりまで専属チームでサポート

 

今回ご提案したのは、コンセプト立案からサポートさせていただく「プレミア」プランです。MONOCOTOのサービスを提供するコシオカ産業はモノづくりが専門ですが、外部パートナーをネットワーク化しており、企画やデザインは各分野のプロフェッショナルが担当します。このプロジェクトでも専属チームを構成しました。

今回は、最初にお話をいただいた水切りカゴのほか、スパイスラック、吊り戸棚収納の3つの売れ筋商品の開発に取り組むことになりました。どの商品も毎日使うものですから、ユーザーからは常に多くの要望が寄せられています。しかし、単なるニーズの寄せ集めでは良い商品にはなりません。コンセプト立案を主導したプロフェッショナルからは、キッチン雑貨すべてに共通するコンセプトをつくることをご提案しました。

ここでのポイントはコンセプトを言葉遊びにしないこと。ユーザーの声を参考にしつつチーム全員で何度も議論しました。完成したコンセプトは「わたしのうれしいが見える●●」。一見、何にでも言えそうな「うれしい」という言葉ですが、議論のなかでチーム全体の意識を合わせているため、「うれしい」=「調理→食事→片付けの各段階で工程が減り、楽になることだ」という共通認識ができています。この認識はデザインやモノづくりを担当するメンバーにも共有されています。最初から最後までひとつのチームで対応することで、ブレない商品開発につながるのです。

 

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お客様の感想とプロジェクトの今後の展望

>> 一貫してサポートする体制で、手戻りがない安心感

 

 

プロジェクト開始から約1ヶ月で、3カテゴリ約10案のスケッチができ上がりました。現在、プロジェクトはデザインから設計の段階に入っています。

「わたしのうれしいが見える水切りカゴ」や「わたしのうれしいが見えるスパイスラック」がどんな形状の、どんな機能を持った商品なのか、詳細図に落としながら打ち合わせを進めています。

MONOCOTOの特徴は、現段階ですでに納品や検品の流れまで視野に入っていること。ご担当者様からは「ここまで幅広く対応してくれるサービスは初めて」と驚きの声をいただきました。

商品開発の現場では、素晴らしいデザインが描けたものの、工場の生産ラインや既存の部品の仕様に合わず、量産段階で形を変えざるを得なくなるケースは珍しいことではありません。開発工程全体をトータルでみられると、そうした手戻りを防ぐことができます。スピーディーな開発が求められる同社には、そんな点もご評価いただけているようです。

キッチンでの作業工程が減らせる「わたしのうれしいが見える」シリーズは今後、来夏のカタログに向けて、設計、試作、そして量産段階へと入っていきます。企画段階でとりいれた数千人のユーザーの声をしっかりと商品に反映すべく、専属チームが最後までバックアップしていきます。

 

柳宗理-キッチンツール

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MONOCOTOサービスは、市場で求められているコトは何かを考え、人々が求めるコトを実現するモノをつくり、そして、最終消費者の手元に届けるまでフォローアップします。「企画・開発時間がとれない」「差別化が難しい」などの悩みをお持ちでしたら、ぜひ私たちコシオカ産業のMONOCOTOサービスにお任せください。

 

最終消費者の方々に愛され、共感いただき、感動いただける“MONOCOTO(モノコト)”づくりをお約束いたします。

 

http://www.monocoto.life/