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がんばれ、潘ちゃん!(Vol.3)

2016年03月02日

 

月に1回、MONOCOTOを推進するコシオカ産業の社員からブログをご覧いただいている

お客さまに、日々の活動のなかから得たことや気づいたことを発信していく「がんばれシリーズ」の第3弾。

 

今回は、中国から日本にわたってきた弊社唯一のバイリンガルであり貿易を知り尽くす男、潘 禹(ハン・ウ) よりお送りします。

 

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さて、今回の潘からのメッセージは、、、、

 

 

 

こんにちは。
コシオカ産業の潘(ハン)です。

英語で書くと「Pan」と書くので、社内では「パンちゃんパンちゃん」と呼ばれています。
別に食べるパンとちゃいますよ、、当たり前か、すいません!

 

現在、コシオカ産業では 貿易業務を担当 させてもらっています。
日本に来て14年、コシオカ産業は今年10年目となります。
この10年間の中国経済はかつてないほどの高度成長を遂げました。
経済改革開放以来、低賃金の労働力を強みに「世界の工場」として成長してきた中国が近年は人件費高騰と人民元上昇により、世界の工場の魅力がなくなってきています。

 

特に最近「チャイナプラス1」という言葉良く耳にします。弊社もおととしベトナムなどに視察しに行きました。

人件費は確かに安いものの、原材料などない国でどうしても他国から輸入しなければなりません。その上で、リードタイムは中国より倍ほど時間が掛かる為、その分の在庫も用意しなければいけない為断念しました。

 

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今は商品そのもののコストを抑える方法も検討しますが、コストだけでなくお客さまに対して付加価値を感じてもらえるような商品や企画を提案させてもらっています。
例えば、最近ある小売のお客様から店舗用什器の相談を受けました。

商品ディスプレイ用の予算は十分ではなかったので、現状のままだとかなり難しい状態、おそらくどこの会社も提案ができない状況でした。

 

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ただ、どうしてもお客様の要望に応えたくて、モノづくりの製造工程(プロセス)と、流通プロセスを見直しました。

実際には、表面処理をメッキ仕様からコーティング仕様に変更することでコスト削減し、そして物流プロセスについて通常はコンテナ40フィート1本を自社に入れて、そこからチャーター便でお客様のRDCに配達するような流れを、20フィート2本に分けて、東日本(横浜港)と西日本(大阪港)に入れて、そこからお客様全国7箇所のRDCに納品するような形に変えて、大幅なコスト削減が実現できました。

 

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今後もこのような感じで、商品の生産コストだけを安くし商品単価を抑えるモノづくりではなく、製造プロセスも含めたトータルでのコスト削減や流通コストを見直し、そしてそもそもの商品コンセプトの検討・立案から全体像を見ながら「本当の意味で市場とお客様に受け入れられる価値ある商品」をすべてのお客様に提案していきたいと考えています。

是非これからMONOCOTOサービスにご注目ください。どんどん進化していきます!このサービスに完成形はありませんから。

 

 

最後までお読みいただいてありがとうございました。

 

 

次回より、私を見かけたら「パンちゃん!」とお声がけください。
最高のスマイルでお応えます笑

 

 

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